白髪染めの方法には大きく二種類ある。ひとつは、よく利用される髪全体を染めてしまう方法だ。もうひとつは、生え際など気になる部分だけを染める方法である。全体染めは、頭髪全体に白髪が生えている場合に有効である。部分染めは、気になる部分をピンポイントで染めることができるので、髪全体への負担が少ないというメリットがある。全体染めの持続期間はおよそ2、3カ月なので、その期間中に数回、目立つところを部分的に染めるというのが、効果的な染め方だろう。
最近は市販の白髪染めも充実しており、自宅で染めるという方も多くなってきたものの、髪全体を自宅で染めるとなると、手間暇もかかる。そのうえ、色ムラが生じてしまったり、失敗する可能性も高いので、信頼できる美容院で染めてもらうのがベストだろう。しかし、全体染めの合間に行う部分染めまで美容院に通うのは少々面倒くさいなどの理由で、市販の商品を利用して自分で染めている方も多いことだろう。気軽にできる印象の部分染めだが、注意しなければならない点もある。
ひとつめは、液が直接地肌に付着しないように気をつけることだ。美容師などプロの方は、液が直接地肌につかないように根元から少し離した位置から染髪する。毎回、液が地肌についていると、せっかく髪への負担を減らしても意味がない。ふたつめは、取扱説明書に記載のある染髪時間を厳守することだ。生え際などは地肌との距離が近いので、体温で染料の反応が早い。しっかり染めるためにと所定の時間より長く放置しても、髪へのダメージが大きくなるだけだ。白髪染めによる髪と地肌の負担を最小限にするために、上手く部分染めを利用してほしい。
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